2008年07月13日

日記 − 『標準的マチワイヤ法』の限界

 テレビのおかげか、昨日の7月12日には、予約枠の半分を超える10名近くの患者さんにおいで戴けました。

 

 その患者さんの中に、地元の医療機関で(標準的)マチワイヤ法で巻き爪の治療をお受けになっていた方がいらっしゃいました。

 見ると、爪の先端はマチワイヤが効いて、見事なまでに真っ平らに矯正されているのですが、爪の根元に近づくにつれて爪が極端に巻き込んでしまっており、結局、矯正されているのは先端近くのわずかな部分のみという状態でした。患者さん本人は

「痛くて歩けない」

と訴え、車椅子で来院されたとのことでした。

 

 私は、残念ながらここに

 

『標準的マチワイヤ法』

 

の限界がある

 

と考えざるを得ません。つまり、矯正力はとてつもなく強いのに、いかんせん爪の先端部分(つまり、爪の下に肉がない部分)にしかマチワイヤを入れられないために、

矯正が爪の根元にまで及ばない

のです。

 

 高田馬場病院の町田英一先生(マチワイヤ、マチプレートを発明された先生)なら、こういう場合、どのように対処されるのでしょうか。

 おそらくは、マチプレートを使って治療されることと思います。ですが、これまで幾度となく書いてきましたように、マチプレート法には

 

○一日に何度もドライヤーで温め

なければならない

 

○マチプレートが脱落して紛失し

やすい

 

○指1本にマチプレートが1枚

必要なため、高額になる

 

といった欠点があるのです。しかも、肝心の矯正力はマチワイヤに遙かに及ばないのです。

 

 この患者さんの場合は、早速マチワイヤを使って『爪内埋込式マチワイヤ装着法』を行い、即座に

 

「痛くない!

 

歩ける!歩ける!」

 

と喜ばれ、徒歩でお帰り戴くことができました。

 このように、当院独自の『爪内埋込式マチワイヤ装着法』は爪のどの部分にでも直ちにマチワイヤを装着することができますので、このような症例でも効果はてきめんなのです。

 

 現在、マチワイヤで巻き爪治療をしている医療機関は全国で500以上ありますが、残念なことに、当院以外でこの『爪内埋込式マチワイヤ装着法』を扱っているところは皆無です。

 私としては、一人でも多くの方にこの治療をお受け戴き、適切な治療法を少しでも広げて行けるようにと切に願っております。

 

 また4月21日の『主治医が見つかる診療所』のようなテレビ番組で、巻き爪や陥入爪の治療について紹介させて戴く機会が得られれば、望外の幸せです。

 

 

 ご質問・ご意見がおありの方は、どうぞ遠慮なく以下のメールアドレスにご連絡ください。皆さんの参考になる内容の場合は、このブログ上でも発表させて戴きます。

 宮田 篤志(yahatacl@livedoor.com

 

より詳しい情報、その他耳寄りな情報をご希望の方は、ぜひ当院にご相談ください。

やはたクリニック ホームページ



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この記事へのコメント

1. Posted by 麗華   2008年07月21日 22:55
巻き爪で爪の端っこの肉?から膿と血が出ていて痛くて泣いてます。
生まれた時から爪の形がおかしかったです。
多摩市に住んでますが、そちらの病院まで行けません。。。
2. Posted by 宮田 篤志   2008年07月22日 21:47
 おそらく、巻き爪に陥入爪が合併しているのでしょう。さぞ辛いことと思います。
 そのような場合には、やはり巻き爪を矯正するのが最良と存じますが、お近くにマチワイヤ法・マチプレート法を行う医療機関はありませんでしょうか?
 もし、爪が短い場合にはマチワイヤ法を施行してもらえないかも知れませんが、マチプレート法ならしてもらえるのではないかと思います。

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